時間帯別ランニングの楽しみ方

ランニング知識

皆様は主にどの時間帯で走りますか?。日中は仕事や家族サービスに充てるので早朝に走る。早起きに自信がないから昼間や夜間に走る。各々のライフスタイルに合わせてランニングを行なっている方がほとんどです。今回は各時間帯別のランニングでこんな楽しみ方があるんだと言うのを紹介します。

朝日が気持ちいい朝に走る派

今日1日を気持ちよく始めたい方や、昼間以降時間がとりづらい方では早朝に走るのが多いです。日の出を見て朝日を浴びるのは気持ちの良いものですね。ただ身体がまだ眠っている状態で走りづらいのもこの時間です。

朝ランニングの楽しみ方

朝ランニングの楽しみ方としておすすめなのは、日の出を見て楽しむ事です。太陽が顔を出すのを見るのは気持ちの良いものです。今日1日良い事がありそうだと感じることができます。

また、朝はウォーキングをしている人達もたくさんいます。見知らぬ人でも「おはようございます」と声を掛け合うのは気持ちいいですね。何かと親近感が湧いてきますよね。

一番身体が動く昼間に走る派

主婦の方は昼間に走る方が多いです。また、休日は昼間にまとまった距離を走る方も多いです。昼間に走ってから夜に飲むビールは最高ですね。身体的にも昼間が最も動きやすいですが、一歩間違えれば大事故につながるのがこの時間です。

昼間に走る事によるメリット

昼間に走る事によるメリットは以下の事が挙げられます。

  • 周囲が見えやすく安全
  • 高い強度のトレーニングにも耐えられる

周囲が見えやすく安全

昼間は明るい為、周囲が見えやすくて非常に安全です。足元が良く見えるので躓く危険性も少なく、治安的にも安全です。

高い強度のトレーニングにも耐えられる

昼間は身体活動が最も活発に動くことのできる時間帯です。したがって多少強度のあるトレーニングでも筋肉、関節への負荷が比較的軽くすみます。ポイント練習等はできるだけ昼間にもっていきたいですね。

昼間に走る時の注意点

昼間に走る時に注意すべき事は、以下の事が挙げられます。

  • 夏場は気温が高い
  • 紫外線が強い
  • 車、歩行者の通行が多い

気温が高い

昼間は1日の中で最も気温が高い時間帯です。冬の寒い時期であればそれほど問題ないですが、夏の暑い時期では熱中症の危険性があります。夏は気温の高い時間帯を避けるのがベストですが、どうしてもその時間しか取れない場合は、木陰で陽が当たりにくいコースを走る等、少しでも直射日光を避けるようにしましょう。そしてランニングキャップは必須です。あとは水分補給はこまめにするようにしましょう。

紫外線が強い

女性にとって気になるのが紫外線。最近はオゾン層破壊や温暖化の影響で以前より紫外線が強くなっている傾向があります。通気性の良いアームカバー、サングラス、日焼け止めクリーム等で紫外線対策はしっかりと行いましょう。

車、歩行者の通行が多い

昼間は車や歩行者の通行が多いので、走るコースによっては走りにくい場合があります。道路、公園はランナーだけのものではありません。譲り合いの心でランニングをしましょう。

昼ランニングの楽しみ方

昼間はマラニックを楽しむ事ができます。ランニングで近くの名所を廻ったり、自然のあるコースを走って自然に触れたり、食べ物の美味しい店で食べ歩きならず食べ走りをしたりといろいろな楽しみ方があります。どうせマラニックをやるなら昼間にやりたいですね。

昼間に走った後はビールが美味しいです。昼間ならビールを飲んでもそれほど遅くならないから、かなり楽しめます。ただし飲み過ぎには注意しましょう。

仕事が終わってからの夜に走る派

仕事をされている方は仕事が終わった後の夜に走る方が多いです。筆者も平日は夜に走る事が多いです。しかし夜は暗いゆえのリスクのある時間帯でもあります。また遅くなりすぎるランニングも身体にとって悪影響を与えかねないです。

夜に走る事によるメリット

夜に走る事によるメリットは以下の事が挙げられます。

  • 昼間のストレス解消になる

昼間のストレス解消になる

仕事でたまったストレスを夜ランニングで解消する事ができます。どんなに悲しい事やイライラした事でも、走っていれば忘れてしまうものです。また、走っている途中に何かを思いつくこともたまにあり、それが仕事等のアイデアにつながることもあります。

夜に走る時の注意点

夜に走る時に注意すべき事は、以下の事が挙げられます。

  • 周辺が暗く、足元が見えにくい
  • 犯罪に巻き込まれやすい
  • 次の日に疲労が残りやすい

周辺が暗く、足元が見えにくい

夜は周辺が暗くて足元が見えにくい為、躓きの危険性もあります。筆者も夜ランニングでは足を挫いてしまう事が結構あります。また、ロードを走っている時に車が来てもドライバーから存在が分かりにくくかなり危険です。夜間のランニングはできるだけ街灯がある明るい場所で走りましょう。それとライトや反射材は必須です。ランナーのエチケットとして夜間ランニングでは必ず装着しましょう。

犯罪に巻き込まれやすい

夜は犯罪発生率が最も高い時間帯です。ランニングにおいても例外ではなく、ランニング中に痴漢の被害に遭った事例も多いです。特に女性の方は一人での夜ランニングはできるだけ避けるようにして下さい。あと、明るい場所でランナーがたくさんいる所で走るようにしましょう。

次の日に疲労が残りやすい

夜間ランニングで就寝時間が遅くなると、次の日の朝に疲労が残ってしまうことがあります。健康の為に走るとは言え、遅い時間で走り寝るのが遅くなって疲労が残ってしまったら本末転倒です。あまりに遅くなってしまう場合は寝るのが遅くならない程度にジョギング程度に抑えておきましょう。あと、決して無理はしないで下さい。

夜ランニングの楽しみ方

夜と言えば何と言っても星空と月空です。満月を見て走るのはなかなかの風情です。但し走りながらは危険なので、月を見る時は止まって見ましょう。

そして平日の夜はランニング教室が開かれていることがあります。そこでたくさんの人達とランニングを学びながら交流を楽しむのもいいものです。まさに「友、遠方より来たるあり」ですね。

季節別で適したランニングの時間帯は?

日本は四季がある為、ランニングに適した時間帯は季節によって変わります。下の表に季節別のランニング時間帯おすすめ度を表します。

早朝
午前
午後
夜間

表 季節ー時間帯別のランニングおすすめ度

春シーズンでは

寒さがひと段落して暖かくなってくるのがこの時期。また日も長くなってくるので、どの時間帯でもランニングに適しています。春に咲く花を見ながらのランニング、マラニックは最高です。ただ紫外線は春が最も強い時期なので、紫外線対策はしておきましょう。

夏シーズンでは

夏は気温が上がり、熱中症のリスクが高いので、最も気温が下がる早朝ランが最適です。気温が高い昼間に走るのはできるだけ避けたいです。どうしても昼間にしか時間がとれない場合は、日陰になる木陰のコースを選んで走りましょう。

秋シーズンでは

厳しい夏が終わって、涼しくなってくるこの時期。スポーツの秋と言うだけあって、どの時間帯でもランニングに適しています。特に10月は走り込み月間だと言われますが、最も走りやすいのがこの時期。少し多めに走るのも良いです。

冬シーズンでは

冬は気温が低く、身体が硬くなりがちなので、最も身体が動く昼間のランニングが最適です。ただしいくら昼間でも気温が低く、低体温症になる恐れもあるので十分に着込んで走るのが無難です。

まとめ

今回、時間帯別のランニングの楽しみ方や注意点を紹介しました。

結局のところ各々ライフスタイルが異なるので、この時間帯がいいですよと言うのは言えないですが、今回紹介した楽しみ方を実践して、これが非常に参考になったと言う言葉が聞かれたら非常にうれしいです。

決して無理はせず、自分に合ったランニングを実践していきましょう。

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