タイムはお金で買えるのか?タイムアップに繋がるかもしれない??ランニンググッズを紹介します

ランニンググッズ

「身につけるだけでフルマラソンのタイムが向上する」そんなアイテムが欲しいと考えるランナーは多いのではないでしょうか。絶対にタイムがアップするアイテムは存在しませんが、メーカーが推奨するアイテムやランニング仲間に評判の良いアイテムは存在します。

多くのアイテムはお金を出せば買えます。もしかするとお金でタイムを買えるかも知れません。この記事では私自身が使ったことがあるアイテム、ランナー仲間で評判の良かったアイテムを紹介します。

タイムアップは保証しませんが、身に付けると何となく速くなる気がするアイテムです。

個人的にはおすすめのアイテム

私自身が使って効果があると感じたアイテムを紹介します。

厚底シューズ

ナイキからリリースされているズームフライシリーズは、「厚底シューズ」「ドーピングシューズ」などと言われ、ランナーの間では履くと速く走れると評判です。国内外のトップランナーがレースで使用しているケースも多く見られます。

私自身もナイキの厚底シューズをレースでは使用しています。独特のクッション感覚は好みが分かれるところです。厚底機能やカーボンプレートを上手く使えるようになればタイムアップができるかも知れません。

 

コンプレッションウエア

コンプレッションウエアを着ると筋肉が適度に締め付けられ、筋肉疲労を軽減する効果があると言われています。コンプレッションウエアにはタイツ、シャツ、カーフタイツ(ふくらはぎのタイツ)などがあります。

ランナーはタイツ、カーフタイツを使う場合は多いです。タイツにも腰からふくらはぎまで覆うタイプ、腰からひざ下までのタイプ、腰からももまで覆うタイプがあります。私自身は腰からももまで覆うタイプを使っています。

心拍計

GPSウォッチを使用してペースをコントロールしているランナーはいますが、心拍計を上手く活用しているランナーは余りいないようです。心拍計で速く走れるわけではありませんが、心拍でペースをコントロールすると後半の失速が少ないです。

GPSウォッチが表示するペースを基準に走ると、気候や体調に関わらす一定のペースに走ることになります。コンディションが悪いときは無理をして走ることになり失速の原因になります。

私自身は胸につけるベルトタイプの心拍計をGPSウォッチと連動させて使用しています。最近は手首で心拍を計れるGPSウォッチに付随した心拍計が主流ですが、ベルトタイプの方が正確な心拍を計れます。

よく使われているメジャーなアイテム

知り合いのランナーが使っていて評判の良いアイテムです。

機能性ソックス

ランニングソックスには驚くほど値段が高いものがあります。一足3000円程度のものがあります。3足で1000円程度のランニングソックスもあります。値段の差は機能と素材の差です。

値段が高いソックスは吸汗性、速乾性が備わっているので蒸れなく快適に履けます。足のアーチが崩れ難いアーチサポート機能や適度な締め付けで筋肉疲労を軽減するコンプレッション機能が付いているものもあります。

機能性アクセサリー

ランニングに限らずスポーツ選手がネックレスをしているシーンを見たことがある方は多いのではないでしょうか。お洒落のためのアクサリーを付けている選手もいますが、パフォーマンスアップのアイテムとしてアクセサリーを付ける選手もいます。

アクセサリーの種類は、ネックレス、ブレスレット、アンクレットなどです。

ウエストベルト

ウエストベルトの効果は腰に巻くことで体幹意識が安定することです。伸縮性の素材でできており、マジックテープでウエストに合わせて留めます。ウエストベルトの素材に機能性素材を使用している商品もあります。

気持ちは大事、モチベーションを上げるアイテム

レースでモチベーションを上げることは大事です。後半のきつい時にアイテムを気持ちのよりどころにしても良いです。

テープ

箱根駅伝やマラソンのテレビ中継を見ていると、選手の首に丸いや四角のテープを貼っている選手を見かけます。首回りの筋肉がほぐれて呼吸がし易くなる効果があるそうです。気持ちだけでもトップランナーに近づくためにテープを貼ってみるのも良いです。

ランニングパンツ・ランニングシャツ

レースの時にランニングパンツ・ランニングシャツでスタートラインに並ぶと気合が入ります。気合は大事です。Tシャツよりも袖の無いランニングシャツの方が動き易いです。

お守り

最後は神頼みです。タイムアップの願いが叶うようにお守りを持って走ります。トップアスリートでもランニングパンツにお守りを縫い付けている選手もいます。駅伝では襷にお守りを付けているチームもあります。

アイテム使う際の注意点

アイテムは使う前に試す使っているときは効果があると信じることが大切です。

必ず事前に試す

必ずやって欲しいのは事前にアイテムをつけた状態で走ることです。できればロング走の時に試すのが理想です。長時間身に付けて走ってみると擦れや違和感が気になる場合があります。何度か試しているうちに慣れる場合もあります。

擦れが繰り返される場合は擦れる場所をテープで保護したり、ワセリンを塗ったりします。それでも駄目な場合は残念ですが使うのを諦めましょう。

効果があると信じる

気持ちは大事です。効くと思って飲めばビタミン剤でもパフォーマンスが上がることがあります。プラシーボ効果と言い実験でも証明されています。ランニングアイテムも効くと思って身に付ける方が良いのです。

まとめ

ランニングは自分の身体を鍛えてタイムアップできたときに喜びを感じることができます。その一方で「一秒でも速く走れるアイテムがあればお金を出してでも買いたい」と思う気持もあります。絶対に速くなるアイテムは存在しませんが、試してみる価値のあるアイテムはあります。

アイテムを付けることでメンタルに良い効果があることも見逃せません。気持ちは大事です。

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しゅうぞう

しゅうぞう

現役のランニングインストラクターです。パーソナルで教えたランナーは400人以上、レッスン時間は約2000時間になります。週2回のグループレッスンも担当。ランニング学会会員です。ランナー、ランニングインストラクターとしての経験を記事に発信します。自己ベストタイムはフルマラソン2時間57分30秒(2016年)、ハーフマラソン1時間22分3秒(2018年)。